重要事項説明書の冒頭、会社名の横に必ず記載されている「長野県知事(〇)第〇号」という免許番号。
実はこの「カッコ内の数字」ひとつで、その不動産会社がどれくらいの期間、その地域で営業を続けてきたのかが一目で分かります。
今回は、意外と知らない免許番号の仕組みと、会社選びのヒントを解説します。
1. 「カッコ内の数字」は更新の回数
不動産業を営むための免許は、一度取れば一生モノというわけではありません。
5年ごとに更新手続きが必要になります。
免許番号のカッコ内の数字は、その更新回数を示しています。
- (1)の場合: 免許取得から5年未満の新しい会社
- (2)の場合: 5年以上10年未満の会社
- (5)の場合: 20年以上の歴史がある会社 つまり、数字が大きければ大きいほど、長きにわたってその地域で営業を続けている「継続性」の証明になるのです。
2. 地域に根ざしているからこその「情報力」
数字が大きい会社は、それだけ多くの浮き沈みや法改正を乗り越えてきた証拠でもあります。
特に地方都市では、「あの土地は昔、川だった」「あの一帯は雪が溜まりやすい」といった、公図や登記簿には載っていない「地元の生きた情報」が取引の成否を分けることが多々あります。
長年の蓄積がある会社は、こうしたリスクを事前に察知する能力に長けています。
3. 数字が小さい(1)の会社はダメなのか?
決してそんなことはありません。
新しく設立された会社や、大手から独立した会社は、最新のITツールを駆使した迅速な対応や、しがらみのない新しい提案が得意なケースも多いです。
大切なのは、数字の大小だけで判断するのではなく、「数字が表す背景」を理解した上で、その会社の姿勢を見ることです。
4. 知事免許と大臣免許の違い
免許番号の頭には「長野県知事」または「国土交通大臣」と書かれています。
- 知事免許: ひとつの都道府県内(長野県内のみなど)に事務所がある場合
- 大臣免許: 複数の都道府県(長野県と山梨県など)にまたがって事務所がある場合 「大臣免許だから偉い」ということではなく、あくまで営業エリアの広さの違いです。地域密着型の不動産会社であれば、多くの場合「知事免許」となります。
5. 行政処分歴もチェックできる
免許番号が分かれば、実は誰でもその会社の過去の「行政処分歴」を調べることができます。
国土交通省の「ネガティブ情報等検索システム」などで照合すれば、過去に重大な違反がなかったかを確認でき、より安心して重要事項説明に臨むことができます。
透明性の高い取引こそが、不動産売買の第一歩です。
まとめ
重要事項説明書の最初の一行にある免許番号は、いわば不動産会社の「履歴書」です。
私たちエコシステムも、諏訪市・茅野市・岡谷市・下諏訪町・富士見町・原村の諏訪6市町村において、地域の皆様に支えられながら一歩ずつ更新回数を重ねております。
諏訪地域特有の土地の性質や冬の厳しさを知り尽くしているからこそできる、誠実な重説を心がけています。
歴史の重みに恥じないよう、今日も諏訪エリアの安心な取引を支えてまいります。
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